今回も前回に引き続き兵庫県で施工させていただいたシロアリ駆除消毒及び床下環境改善工事についてご紹介します!
建設会社さまからリフォームを請け負ったお宅の床下のシロアリ予防消毒と床下環境改善工事をご依頼いただき、作業当日現場を確認したところ、イエシロアリの被害を発見しました。
急遽予防消毒の施工から駆除消毒の施工に切り替える事になったのですが…。
予定していた1日だけでは作業を終えるのは難しかったため日を改めてスタッフ4名で残りの駆除消毒にあたる事になりました。
前回は1階床下を駆除消毒しましたので、今回はそれ以外の部分、家全体を駆除消毒、穿孔処理を行います。
依頼主である建設会社さまの手配で、大工さんが事前に家の内外に足場や養生を設置しておいてくれたので、それを使って、屋根裏や一階の天井裏、吹き抜け、家の外側も駆除消毒していきます。
薬剤の散布(吹き付け処理)を屋根裏と一階の天井裏に行い、穿孔処理および薬剤の注入を屋根裏に施工しました。
屋根に近い内壁部分、吹き抜けや、各部屋の窓枠、ドア枠等にも穿孔処理および薬剤の注入を行いました。
家の外側にも念入りに施工しました。
また前回駆除消毒をした玄関柱部分はどうなったかというと…
なんと!壁をはがしています。
前回のシロアリ駆除消毒の効果がなかった訳ではありません。
穿孔処理してこちらのシロアリ被害の進行は止まったのですが、時既に遅し…。
玄関柱、外壁部分の被害が一番深刻で、壁はブヨブヨ、柱は一部食い尽くされていました。
そのため大工さんが壁を剥がし、シロアリに食い尽くされたり、被害が深刻な箇所の柱や木部は交換することに…。
再利用可能な柱や木部に当社がもう一度駆除消毒し、大工さんが再度壁を直しました。
ということで、2日がかりで行ったシロアリ駆除消毒及び床下環境改善工事も無事終了しました。
なんと2日目はスタッフ4名がかりでも7時間かかりました…!
時間をかけてきっちり施工させていただいたので、ご安心いただけると思います。
このたびはご依頼いただきありがとうございました!
前回と今回、2回に渡り実際のシロアリ駆除の手順をご紹介しました。
少しでもお役に立てたでしょうか?
一見なんの問題も無いように見えるお宅でも、
見えないところではシロアリの被害が広がっていた…ということはよくあります。
家全体がシロアリの被害にあっていた場合、
今回の様に施工も大掛かりなものになってきます。
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