はじめに 先日、便利屋和歌山では庭の木と住宅にシロアリの被害がある現場で駆除作業を行いました。驚くべきことに、その家は鉄筋コンクリート製で、防湿シートを施工し、玄関ポーチの柱も白蟻対策で補強されていました。しかし、そのような堅固な家でも、窓の枠など木材を使用している部分がシロアリの被害に遭っていました。
この庭木と鉄骨住宅の白蟻被害について詳しく説明します。
シロアリと生木の共存
シロアリが生木に巣を作る場合、具体的には「何かしら問題を抱えた木」に巣を作るという意味になります。実際には、シロアリが健康な生木を食害することはほぼありません。彼らが好むのは、すでに枯れた部分や、何らかの理由で弱っている部分なのです。
立ち枯れとは
この現象を我々は「立ち枯れ」と呼んでいます。これは木が部分的に枯れていく現象のことで、特に大きな木では部分的に枯れることが多いのです。シロアリは、この枯れた部分に巣を作る傾向にあります。
鉄筋コンクリート住宅でも注意が必要
驚くべきことに、今回の鉄筋コンクリート製の家でも、窓の枠などの木部がシロアリの被害に遭っていました。この事実からもわかるように、どれだけ防蟻対策を施した家でも、木材部分がある限りはシロアリの被害からは完全には逃れられないのです。
鉄筋コンクリートの住宅がシロアリ被害を受けた場合、木造住宅よりもシロアリ駆除が難しいことは知られています。シロアリ駆除業者でも手こずる作業で、特にコンクリート住宅の場合、シロアリ被害を受けた箇所が外からでは特定しにくい深い層で起こっていることが多く、駆除の妨げになります。被害を最小限にするためにも適切な対策と定期的な点検が必要となります。
まとめ:あなたの家が次のシロアリの餌にならないために
部屋を見渡してみてください。
ほとんどの場所に木材が使われていませんか?木材が使われている以上、シロアリ被害を受ける可能性はゼロではありません。
もしシロアリ被害を受けてしまった場合、被害の規模は想像以上に広がります。
家の建材や家具のダメージだけでなく、修復費用もかなりの負担になります。だからこそ、シロアリ対策は予防から始めるべきです。あなたの大切な家が次のシロアリの餌場にならないように、早期のシロアリ予防をお勧めします。
また、庭の木がシロアリに食害されるというのは、その木に何らかの問題が存在するからです。適切な管理を行うことで、シロアリの被害を予防することができます。ほかにも木を剪定した後の枝は地面に置いて腐らすのではなく、処分することが重要です。
でなけれな庭木の次は住宅を食べにくることは間違いありません。
便利屋和歌山では15年以上シロアリの駆除や予防消毒を行っております。
お見積り、床下点検などは無料ですのでお気軽にご相談ください。
Comments