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ゴミ屋敷についてのまとめレポート
皆様の中でゴミについてお困りである方はいませんか?その中でも家が『ゴミ屋敷』になっているという方もいらっしゃるかもしれないです。また家の近所にゴミ屋敷らしい家があると困っている方もいらっしゃるかもしれないです。今回はそのような方々にお勧めのゴミの処分方法や対応の仕方についてお話していこうと思います。
まず『ゴミ屋敷』という概念と見解をお伝えします。『ゴミ屋敷』とは、ゴミが山積みの状態で放置された場所または土地のことです。これはゴミ収集所でない建物の事を指します。そのゴミの発生原因は居住者が自ら出すゴミと近隣のゴミ集積所からゴミを運び込まれたものや、リサイクル業を営んでいるとしてゴミを溜め込むことが原因とされています。精神医学の見解では、強迫性障害(OCD)の一つに強迫性ホーディングというのがあり、異常行動の一つの類型として『収集癖』が生じることが報告されています。しかし、この見解は定義であり、ゴミ屋敷の発生理由についての定説はありません。ゴミ屋敷は悪臭やネズミなどの害獣、昆虫(害虫)の発生により近隣の住民に被害を及ぼすほか、ボヤ火事や放火などの犯罪の対象になりやすいことから問題視されています。これらのことから主にテレビのニュースや新聞で報道されることもあり、社会問題の一つとして取り上げられることがあります。広く報道されているケースではゴミ屋敷を作ってしまう人の多くが、その土地や家屋の所有者本人であり、その中には周辺に不動産を複数所有する資産家であることもあります。その多くは高齢で独居であり、知人や友人がほとんどなく、親類とも疎遠、地域住民からも孤立しているケースが多いです。さらに、一度ゴミ屋敷化してしまうと住民のみの片づけが困難になり、より悪化していくという悪循環を発生させてしまいます。一般に『ゴミ』とされる物についても法的には所有権が存在しており、第三者から見て明らかにゴミであったとしても、本人が「ゴミでない」と主張した場合、近隣や行政が介入し、強制的に排除することは困難になることが多いです。また、私有地の場合であるならば、正当な理由なく立ち入れば住居侵入罪という犯罪が成立し、解決はより困難になることでしょう。(Wikipedia参照)
今までの説明を聞きて、「そこまではいかない」「けどゴミが山積みになっている」と思っている人もいるのではないでしょうか?そこで上記のようにならないためには序盤の時点でゴミを処分していくのが確実で手っ取り早いです。「物がおおくなり捨てるのが困難」「どれを捨てたらいいかわからない」「断捨離ができない」という方に必見で、様々なゴミ屋敷のケースから対応策を説明していきましょう。
ゴミ屋敷や汚染部屋は、物やごみの量・種類、汚れ度合いなどが、そのお宅ごとにかなり違っていて、まさに千差万別です。しかし、その中にも共通して特徴があり、分類できるのです。その分類についてお話していきます。様々なネットサイトで調べてみると、ゴミ屋敷・汚染部屋を『倉庫系』と『有機系』に分類しているホームページが多いです。言葉からイメージがつかみやすく、分かりやすいと思われます。しかし、ゴミには『無機系』のものも存在しますし、雑誌や新聞紙、古着からの資源が多い場合は何処に分類したらよいか、わからなくなる気がします。その為、少し分類項目を増やしてみることにしました。
まず『カサカサ系』です。軽いゴミが大量にあり、かつ、湿り気が少ないケースです。特徴としましてはコンビニ弁当やペットボトルの空の容器が山積みになっているが、食べきってある為、悪臭は少ない事があります。基本的に自炊はしない為、キッチン周りにも汚れが少ないケースの事を指します。その他として服が少ない、収納棚や家具が少ない等の特徴が挙げられます。このケースは一人暮らしの男性に圧倒的に良く見られます。処分ポイントとしてはごみの量によりますが、分別自体は簡単で、ゴミも軽い物が多い為、比較的に少人数でも短時間で片付ける事が出来ます。お部屋の傷も少なく、ゴミを除去して清掃すれば、キレイになる可能性が高いと思われます。
続いて2つ目に『資源系』です。雑誌などの資源が大量にあり、本人がいらないと認識しているケースです。特徴として古新聞や雑誌、本などの重い物が大量にある事です。最近ではネット通販で購入した際の段ボールも大量にある場合もあるそうです。片付け方としましては単純な作業です。ひたすら分別して、リサイクルやリユースに出せばよいのです。しかし、古新聞や雑誌は量が多くなると体力が必要になります。ご自身でリサイクルステーションなどに運べない場合や運搬手段がない場合は、古紙の回収業者に相談してみると良いと思われます。
3つ目より徐々に処分が困難になりつつあります。3つ目に『ネトネト系』です。部屋全体を埋め尽くすゴミや物が湿っているケースです。ネトネト系と呼ばれる特徴としましては、キッチンは洗ってない食器や鍋、食材などで山積みになって埋もれているや、床にも傷んだ食材が散乱している。またペットボトルや缶から液体漏れている。冷蔵庫の中にも腐敗した食材が沢山詰まっているなど食べ物系統のゴミが多いのが特徴です。それに伴い、害虫や害獣である『ゴキブリ』や『ネズミ』なども連鎖するように発生しやすくなっております。原因が食べ物がらみ以外であるなら、犬や猫などの糞や尿が散乱しているなどのペット関係のゴミや水漏れなどを放置しており、床や壁が腐っておりカビが発生している等の場合もあります。ネトネト系は基本的にどの特徴であったとしても悪臭が伴ってくる事がほとんどです。このケースではもともとキチンと生活していらっしゃった女性の一人暮らし、もしくは家族で暮らされていた場合が多いです。極稀には悪臭やジメジメとした湿り気が気にならない独身男性の部屋の場合もあります。ネトネト系は、汚れが酷い物を分別しなければいけません。さらに、一般的にゴミが重く、服なども湿っている事が多いので大変です。湿った服を取っておく場合は洗濯も必要となりますので、非常に大変になります。上記の2種類に比べ、困難になると思われますので、片付け中に心が折れてしまわない様に、家族や友人に助けて頂く方が良いと思われます。このケースは清掃しても汚れが取れないケースが多く、場合によっては床や壁に損傷が残るケースもありますので早期対応をお勧めします。
続いて4つ目では『倉庫系』というケースがあります。通常は倉庫に入れておくような物が、部屋を埋め尽くしているようなケースになります。特徴としては上記では一般的にゴミと呼ばれる物で埋め尽くされているパターンでしたが、今回の『倉庫系』では服やタオル、洗剤などまだ使える物や同じ種類の物が大量に放置されているパターンや通販やお店で買った雑貨が未開封、未使用の状態で大量に置いてある等、まだ使える物が、部屋を埋め尽くしているのが大きな特徴と言えます。これは物を捨てられない方が、買い物をしすぎた結果です。取っておくものが大量にあると、プロでもなかなか片付きません。ご自身で片付けるには、どれだけの物を処分できるかがポイントになります。「捨てる」または「捨てない」の判断に迷ってばかりいると、片付けが進まなくなってしまいます。もう一つのポイントとしては「捨てる」のではなくリサイクルショップやオークションに「売る」という選択肢を追加すると処分しやすくなる方もいらっしゃると思われます。
最後に5つ目として『プレス系』と呼ばれるケースがあります。ゴミ屋敷や汚染部屋になってから年月が経過していると、ゴミが踏み固められます。特に、湿り気の多いゴミの場合はカチカチにプレスしたような状態になっています。このような部屋の片づけは相当困難になります。このケースは一日で終わられるのはまず不可能になりますので、数日用いる事を考慮する方が良いと思われます。また一人での作業も困難になりますので、応援を求めて出費は掛かりますが専門の業者に依頼する方が望ましいと思われます。
上記で様々なケースを説明してきましたが特に早急な対処が必要なケースは何と言っても『プレス系』が一番の重傷です。重さで床が抜けてしまう事や、壁の汚れや損傷の為、リフォームに相当な出費がかかることが予想されます。悪臭や害虫、害獣ですでに近隣の住民から苦情が出ている場合も多いと思われます。次に問題になるのは『ネトネト系』だと思われます。このケースも放置していれば、部屋の損傷がどんどん進みます。すでに隣近所に迷惑を掛けてしまっているかもしれません。また、部屋に大量の重量物があれば、床に与える影響は計り知れません。雑誌などであれば量があれば、何キロ、何トンもの重さになりうる場合があります。
ゴミというものは放置して解決するものではありません。皆様の中には「他人にゴミを見られるのが恥ずかしい」と思われる方もいらっしゃると思われます。しかし必ず処分しなければいけない物なのです。一人で処分される事が困難だと少しでも思われた場合は、信頼できる家族や友人、またはそのような作業を専門にされている業者もありますので、本格的なゴミ屋敷になる前に一度相談だけでもされることをお勧めします。
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